オーストラリア野球リーグ(ABL)はポール・ゴンザレス氏の新ゼネラルマネージャー就任を発表した。
テキサス州フォートワース出身のゴンザレスはマイナーリーグベースボール(MiLB)60試合以上に出場し、ABLやオーストラリアの国際野球リーグで1992年から1998年までブリスベン・バンディット、1998年から1999年シーズンはメルボルン・モナークスでプレーした。彼は227試合48本塁打、168打点 (RBIs)を記録。そのほか日本野球機構(NPB)オリックス・ブルーウェーブで1シーズン、イタリア野球リーグでもプレーした。
同氏はまた2004アテネオリンピックではオーストラリアの銀メダル獲得に貢献。同大会で2本塁打をマークし、本塁打数で2位に並び、キューバと戦った決勝戦でオーストラリアは2対6で敗れたもののゴンザレスは1得点、1打点を記録した。
ゴンザレス氏はクィーンズランド州野球連盟のCEOとブリスベン・バンディットのGMを兼任。さらに最近では、バンディットのビジネス関連・特別企画の部長やクィーンズランドオリンピック委員会の副会長も務めている。
ウイリアムズ氏はさらに「培った経験からポールは私たちの競技をゼロから理解してくれますし、ABLのこともチーム運営に必要なことも知っているので、GMの役職への移行もスムーズにいくでしょう。全体を把握することこそがリーグやチームの2022/2023シーズン成功に大変重要なのです」
ゴンザレス氏はGMとしての職務をすぐにスタートさせる。まず彼は、ABLの野球のファンの期待に応えるため、試合日程の最終決定や放送の確定を急がなければならない。
「17年以上もオーストラリア野球リーグとオーストラリア野球連盟と関わり続けることができたのは本当に名誉なことです。そして今回新たなGMとして選ばれ光栄に思います。ABLの成長と発展のために関係者のみなさんと仕事をすることを楽しみしております」
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