チャイニーズ・タイペイがWBSC第31回U-18野球ワールドカップの出場メンバーを発表
21/08/2023 1 記事を読む目安時間

チャイニーズ・タイペイがWBSC第31回U-18野球ワールドカップの出場メンバーを発表

最近の台湾プロ野球リーグ(CPBL)ドラフトで1巡目指名を受けた3選手を含む投手8人、捕手2人、内野手6人、外野手4人の選手が代表に決まった。

【台湾・台北】7月下旬のトレーニングキャンプを経て、中華民国棒球協会(CTBA)は、来たる第31回WBSC U-18野球ワールドカップに向けた20人の最終ロースターを発表した。

最近の台湾プロ野球リーグ(CPBL)ドラフトで1巡目指名を受けた3選手を含む投手8人、捕手2人、内野手6人、外野手4人の選手が代表に決まった。

CPBLドラフト1巡目指名選手され3選手は、ガーディアンズのNien-Hao Wang (内野手・全体2位)、ライオンズのChia-Wei Lin (外野手・全体3位)、モンキーズのShin Chiu(外野手・全体5位)。

リアム・ウィルソン(アリゾナ州ハミルトン高校)は、ロースターに登録された2人の捕手のうちの1人としてチームに入った。彼はスティーブ・ウィルソンの息子。スティーブ・ウィルソンはMLBで6シーズン投げ、1984年のロサンゼルス・オリンピックの公開競技に参加した後、1990年代半ばに台湾メジャーリーグで活躍したカナダ人左腕投手。

チャイニーズ・タイペイは、6月のE-Sun Cupを終えた後に選考を開始し、36人の初期登録選手から24人に絞った。そして、1ヶ月のトレーニングキャンプを経て、最終20選手が選出された。

17歳のときに第30回WBSC U-18野球ワールドカップで活躍したEn-Sheng Linは、今年初めにメジャーリーグ(MLB)のシンシナティ・レッズとFAで契約し、130万米ドルの契約を結んだため出場できなかった。

Po-Hung Wu監督は「En-Sheng Linが投手としてこの大会に参加することについて、レッズから承認が得られないため、登録メンバーから外さざるを得ませんでした」とコメントした。

長打と熱い投球

Po-Hung Wu監督はチームのポテンシャルを高く評価している。「打撃のポテンシャルは高い。各ポジションに1人か2人のパワーヒッターがいるが、守備の成績も考慮しなければならないので、先頭バッターから最後尾までスラッガーが揃うようなチームにはできないかもしれない」と語った。

投手陣に関しては、「彼らは球速があります。90キロ台半ばをコンスタントに投げられる投手もいる。であすがまだ今はコントロールという基本的なことに集中するつもりです。一生懸命投げてもコントロールができなければ、チームにとって災いを意味するだけですから」と

第31回WBSC U-18野球ワールドカップの公式開幕を前に、チャイニーズ・タイペイはオーストラリア(8月26日)、オランダ(8月28日)、アメリカ(8月29日)と非公開で強化試合を行う。

世界ランキング5位のチャイニーズ・タイペイは、8月31日(木)に台北市の天母スタジアムで同9位のオーストラリアと開幕戦を戦う。チャイニーズ・タイペイはその後台中に移動し、グループAの他のチーム、メキシコ(3位)、韓国(5位)、プエルトリコ(11位)、チェコ(16位)と対戦する。