WBSC男子ソフトボールワールドカップの組分け発表 イスラエルがワイルドカードを獲得
24/04/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC男子ソフトボールワールドカップの組分け発表 イスラエルがワイルドカードを獲得

アフリカとアメリカ大陸の予選が終了し、第18回WBSC男子ソフトボールワールドカップに出場する残りの7チームも決定して出場チーム全てが決定した。

3月と4月にそれぞれアフリカ大陸予選とアメリカ大陸予選が終了し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は本日、6月、7月、9月に行われる第18回WBSC男子ソフトボールワールドカップ・グループステージの出場チームの組分けを発表した。

世界4位のアルゼンチンは、4月14日にパンアメリカン戦を連覇し、ベネズエラ(世界7位)、グアテマラ(12位)、コロンビア(19位)、ドミニカ共和国(20位)とともにWBSC男子ソフトボールワールドカップへの切符を手にした。さらに3月3日に行われたアフリカ大陸予選で南アフリカ(16位)とボツワナ(33位)の出場も決定したが、ボツワナがこの大会への出場を辞退して1枠が空いたため、ワイルドカード枠としてイスラエル(15位)の出場が決まった。

Men's Softball World Cup Groups

2月12日、WBSCは当時までに決定していたワールドカップに出場する10チームとその組分けを初めて発表した。その10日後、ホンコン・チャイナがワイルドカードを獲得してグループBに入り、アフリカとアメリカ大陸の最後の7枠が予選終了後に決定されることになっていた。

6月12日から16日までメキシコのエルモシージョで開催されるグループAには、前大会王者で世界ランキングトップのオーストラリア、5位でヨーロッパ王者のチェコ、ベネズエラ、開催国で9位のメキシコ、ドミニカ共和国が参加する。19試合は、昨年のWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップの会場となったカルロス・オルティス・スタジアムと新装なったムンディアリスタス・エルモシレンセス・スタジアムで行われる。

イスラエルとアルゼンチンは、カナダ(3位)、ニュージーランド(8位)、シンガポール(11位)、ホンコン・チャイナ(24位)とともにグループBに振り分けられた。このグループは7月10日から14日までカナダのプリンス・アルバートで、WBSCジュニア男子ソフトボールワールドカップ2018の開催会場となったプライム・ミニスター・パークのマックス・パワー・ボール・フィールドで開催される。

グループCは9月17日から21日までオクラホマシティで開催され、開催国でアメリカ(6位)がアジア王者で2位の日本、グアテマラ、南アフリカ、オランダ(17位)、コロンビアを迎え撃つ。U-19女子ソフトボールワールドカップ2015のメイン会場である、USAソフトボール殿堂スタジアムのOGEエナジーフィールドがこのグループの会場となる。

Men's Softball World Cup Group Stage Format

各グループの上位2チームとワイルドカード2チームが、2025年夏にグループBと同じプリンス・アルバートで開催されるファイナルステージに進出する。

グループステージでは全57試合が行われる。各グループは15試合の総当たり戦を行い、5位と6位のチームがグループ5位決定戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出する。上位2チームは決勝トーナメントへの切符をかけて対戦し、プレーオフ第1戦の敗者は決勝トーナメント2位をかけて3対4の勝者と対戦する。

グループステージの試合日程は後日発表予定。