第1回日本Baseball5選手権 ジャンク5が優勝
08/02/2024 1 記事を読む目安時間

第1回日本Baseball5選手権 ジャンク5が優勝

ユースの部は横浜隼人高等学校Aが優勝。横浜武道館では、侍ジャパン主催の8チームによる2大会が開催された。

ジャンク5と横浜隼人高等学校AがBaseball5初の日本チャンピオンに輝いた。オープンの部はジャンク5が、ユースの部は隼人高校が優勝した。

横浜武道館では、2月4日(日)に2つの8チームによる大会が開催された。この大会は、オリンピックプレミア12の覇者で現在男子野球世界No.1チームの侍ジャパンが主催した。

第1回WBSC Baseball5ワールドカップで日本代表監督を務め、桜美林大学でBaseball5をカリキュラムとして導入した若松健太氏がジャンク5の監督を務めた。

「うれしい気持ちとあれだけ練習をしていたのでホッとした気持ちが半々です。ジャンク5の組織力、人間力、そしてジャンク5の環境の良さを証明できたことが一番うれしいです。初代チャンピオン”にはこだわりはありました。一生残りますので」とコメントした。

ベースボール5は日本で大きな一歩を踏み出した。

「2021年の東京オリンピック・パラリンピックのショーケースや、2022年のアジアカップの日本代表選考を思い出すとチーム数もかなり増えていて、認知度も上がっているのは確かです。2022年11月のメキシコ大会での銀メダル獲得後からはそのときの代表選手を中心に体験会や表敬訪問やイベントなども一気に増えました」と言う。

また、「代表選手が世界レベルの技術や経験を所属しているチーム(5STARsやジャンク)に落としているのでチームレベルも上がっています。今大会で優勝候補はやはり5STARsとジャンクと言われていましたし、実際大会を見てもそう思います。しかし、他のチームのレベルも上がってこないと日本全体の底上げにはならないと思っています。これが課題です」とした。

若松氏は国際大会の重要性を認め、「 ワールドカップのおかげで多くの選手が『日本代表になりたい』と言ってチームを立ち上げているところもあります。WBSCには本当に感謝しています。ありがとうございました」と結んだ。