アルゼンチンのパナマで開催中のWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップが2日目を迎え、ナファルド・カルグネル・スタジアムとエル・プルマゾで6試合が行われた。詳細な情報は、大会ウェブサイトを参照。
グループAでは、オーストラリアとメキシコが2連勝無敗、チェコと南アフリカがそれに続く。アルゼンチンとシンガポールは1勝を得られぬまま2日目を終了した。
グループBでは、日本とニュージーランドが無敗で、カナダとベネズエラが1勝1敗で並んだ。イスラエルとチームWBSCはここまで0勝。
大会2日目
オーストラリア対アルゼンチン
オーストラリアは延長戦の末に2-1で勝利し、グループA無敗を維持した。
7回を終えても0-0のまま、パラナで延長戦に突入する。
オーストラリアのジャック・ベスグローブ投手とアルゼンチンのナウエル・サエンツ投手は圧巻の投手戦を繰り広げ5回を完投、0対0のままだった。
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ニュージーランド対ベネズエラ
7回表、走者二塁、ブロック・エバンスがセンターフェンスを越えるダメ押し弾を放ち、9-3で終了した。
5回裏、最後の1アウトまで追い詰められたベネズエラだが、コルメナレスの2点三塁打で応戦し、試合を続行。コルメナレスはゴロでベネズエラの3点目を獲得した。
ニュージーランドは2回に、デイビスが左翼席に深く突き刺す2ランホームランを放った。その1回後、ブロック・エバンスが左中間への二塁打で1点を追加し、7-0とした。
ベネズエラ先発のディオマール・サラスは、試合開始直後から制球に苦しみ、ニュージーランドはこれに乗じて4点を奪った。
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日本対イスラエル
WBSC U23男子ソフトボールワールドカップで、日本はアルゼンチン・パラナのエル・ブルマゾで6回7-0のコールドで勝利し、2連勝を達成した。この試合、日本は1番・菊川智樹のソロホームランを含む10本のヒットを放った。
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メキシコ対チェコ 6対4
6回裏、マルティン・マグラがマレク・ボルフを生還させ、6-4と差を縮めた。
メキシコは5回にリードを取り戻す。マヌエル・ゼペダがゴロで同点に追いつくと、ルイス・ロドリゲスがタイムリー二塁打でチームにリードを与えた。その1イニング後には、ジュニア・フローレスが2ランホームランを叩き込み、リードを6-3に広げる。
チェコは4回裏に逆転し、リードを奪った。ヤクブ・ハジュニーの3ランホームランを放ち、欧州の王者・チェコをリードさせた。
メキシコのクリーンアップヒッター、ホルヘ・マルティネスはライトを破るヒットでジョーダン・ソロリオを得点させ、チームのリードを2-0に広げた。
初回2アウトからのエラーでメキシコが先制点を挙げた。
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チームWBSC対カナダ 1対11
カナダは4回に打線を爆発させて6点を入れ勝負を決めた。
3回、カナダは3連続ヒットで再び2ランラリーを展開し、最後はメイソン・マッケイが2ランを放ち、5-0とリードした。
2回カナダが先制する。2アウトから、投手Juan Diego Moralesのエラーを絡めて先生の2点を入れると、Isaac Lefevbreのタイムリーでさらに1点を加えた。
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南アフリカ対シンガポール
南アフリカは、2日目の第1試合で初回に3ランを放ち、シンガポールに6-3で勝利した。
シンガポールは7回裏に2点を入れ、さらに2アウトから2人の走者を出したが、同点の可能性があったオーリック・チアが三振に倒れ、試合は決着した。
シンガポールは4回裏、南アフリカの先発ルーカス・ラモラが投げたライズボールをジョシュア・タンがセンタースタンドに叩き込み得点に成功した。
南アフリカの中堅手・リアン・ハッティンが左翼への犠飛で1点を追加。4回裏の中盤まで6-0とリードしていた。
南アフリカの2回目の攻撃で先頭のディラン・エブラヒムが安打で出塁し、暴投で得点した。さらにその1回後、ネイサン・プレッチェがレフト安打でキド・マレマジャを生還させ、南アフリカが5-0とリードを広げた。
南アフリカは1回表、シンガポールの3つの守備のミスを絡めて先制の3点を入れた。
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