「カーネクスト侍ジャパンシリーズ 日本vs欧州代表」 マルコ・マッツィエーリ 「選手たちは私の誇り
08/03/2024 1 記事を読む目安時間

「カーネクスト侍ジャパンシリーズ 日本vs欧州代表」 マルコ・マッツィエーリ 「選手たちは私の誇り

「私たちは一致団結で持てる力をすべて出しきりました。完璧で素晴らしい投球と守備に直面しました」とマッツィエリは語った。

カーネクスト侍ジャパンシリーズ」は2試合とも開催国の侍ジャパンが2試合とも勝利で終わったが、欧州チームのマルコ・マッツィエリ監督は選手たちとともに誇りでいっぱいだと語った。

「忘れられません。ヨーロッパのトップ選手やコーチたちと一緒に仕事ができたことは光栄でした。2015年のスタッフになれたことも幸運だったし、感謝しています。しかし18イニングで1点も取れず、それに満足することはできません」

マッツィエリの分析は第1戦から始まっていた。

「私たちの守備は完璧なでしたが、日本の投球はこれ以上ないほど素晴らしかったです。平良、宮城、山下、栗林はすぐメジャーリーグでプレーすることになるでしょう」と称えた。

また、「水曜日は投手陣が何度かミスをして、そのツケが回ってきました。最後までチームとしてプレーしましたが、栗林を相手に3安打を打てたことは快挙です」

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しかし、木曜日の試合では、日本の投手陣はヨーロッパにチャンスを与えなかった。

「第2戦では、投手陣がとてもよくやってくれました。こちらのプラン通りイニングごとに進みました。残念ながらあの2失点は日本の勝利には十分すぎるものでした」

「試合を振り出しに戻すチャンスは2度ありました。7回、先頭のデラノ・セラサが二塁打を放ったと思いましたが、センターにキャッチされてアウトになりました。西川史礁は規格外のプレーです。水曜日の中堅手(塩見泰隆)はもっと良かったかもしれません。ワンデル・エンカルシオンはこのシリーズでツイていませんでした。彼のディープフライはフェアエリアからわずか数センチしか外れていませんでした」

マッツィエーリは選手たちへの誇りを強調した。「彼らは持てる力をすべて出し切り、チーム一丸となってプレーしました。私たちが望んでいた通りに進みました。私たちはこの3日間団結して世界No.1との対戦に臨みました」

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一方、WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、シリーズ終了後、時間を割いて欧州チームの選手やコーチたちと話をした。

フラッカーリ会長は、「2試合で5万人以上の観客が集まり、素晴らしいイベントを楽しむことができました。WBSCは今後もプロリーグと同じような関係を持っていきたいと考えており、今回の欧州チームもその一例です。駐日欧州連合大使(ジャン=エリック・パケ氏)にもお会いしました。彼は、野球がヨーロッパ選抜を擁する唯一のスポーツであることを祝福してくれました」と語り、

「マルコ(・マッツィエーリ)が私もチームの一員としてプレーしたと言ってくれたので本当に嬉しいです。今秋のプレミア12で欧州チームの誰かとまた会えるでしょう。さらに、2028年のロサンゼルスオリンピックで他の選手たちにも会えることを祈っています」と加えた。