メキシコ野球リーグ(LMB)は火・水に行われるレギュラーシーズンの試合は全て午後7時30分開始、7回制になると発表した。この新ルールはシーズン開幕節に行われる試合には適用されない。
LMBの目標は試合時間の短縮を目指すこと。これは昨年メキシコで開催されたWBSC U-23 野球ワールドカップでは7回制で試合をした場合で56パーセントの試合は点差が3点以内の接戦であることが明らかになったからだ。
メキシコはまたWBSC U-23 野球ワールドカップ2016も自国で開催したが9回制の試合で接戦に終わった試合はわずか24パーセントだった。
メジャーリーグベースボール(MLB)を含むプロリーグもダブルヘッダーの試合では7回制で予定されている。
ピッチクロックもまた試合時間の短縮に重要な役割を担っている。これによりコーチのグラウンド訪問は7イニング中三回、9イニング中は4回マウンドを30秒だけ訪れることができる。また投手交代時間も2分となる。
ピッチクロックはLMBの各球場で5月6日(金)から適用される。
20チームが参加するLMBはWBSC準会員。
開幕日は4月21日(木)。前シーズン優勝のティフアナブルズはホームのエスタディオ・シェブロンにてメキシコシティ・レッドデビルズと対戦する。4月22日(金)の9試合はこちら。
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