WBSCプレミア12のスター選手でオリンピック金メダリストの山本由伸は、メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースと契約合意し、5000万ドルの契約金を含む12年総額3億2500万ドルの契約を結んだ。投手としては史上最高額の契約である。
山本が所属する日本プロ野球(NPB)のオリックス・バファローズは、ポスティング・フィー(譲渡金)5,060万ドル(約70億9000万円)受け取る。契約はメディカルチェックを経て水曜日にまとまった。
1998年生まれの山本は、WBSCプレミア12 2019、東京2020オリンピック、ワールドベースボールクラシック2023の優勝チームのメンバーの一人である。
2019年にブルペンからバファローズの先発ローテーションに転向した右腕のNPBでのキャリアは伝説となった。山本はここ3シーズン、パ・リーグを席巻し、勝利数、奪三振数、防御率(ERA)で3シーズン連続リーグトップを記録。
沢村栄治賞を3年連続で受賞したのは、殿堂入りした金田正一(1933-2019)に次いでNPB史上2人目である。山本は2021年、2022年、2023年とパ・リーグのMVPに輝いている。
ロサンゼルス・ドジャースは今月初め、大谷翔平と契約した。