全米アマチュア野球協会(USA Baseball)はU-12代表チームを2年連続で年間最優秀チームに選出した。
アメリカは8月6日、決勝で開催国のチャイニーズ・タイペイを10-4で破り、5度目のU-12世界タイトルを獲得した。
第7回WBSC U-12野球ワールドカップのMVPタイラー・アーリーは、リチャード・W・ディック・ケース賞を受賞した2人の選手のうちの1人。もう一人は、ワールドベースボールクラシックで銀メダルを獲得したUSAの先発ショート、トレイ・ターナーだ。
ディック・ケース賞は、USAベースボール初代CEOにちなんで作られた賞で、その年の最優秀選手に贈られる。2人の選手が表彰されるのは初となる。
女子野球ワールドカップ・グループAでアメリカ代表として活躍したアレックス・ヒューゴは、キャリア2度目のスポーツ・ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
ワールドベースボールクラシックでアメリカを2位に導いたマーク・デローザ監督がロッド・デドー年間最優秀監督賞を受賞。
女子代表監督のベロニカ・アルバレスは、科学的データと最先端技術の活用に尽力したことが評価され、「ドク」カウンシルマン科学賞を受賞した。
大学代表のチャーリー・コンドンは、対チャイニーズ・タイペイ戦のシリーズ最終戦でサヨナラ打を放ち、インターナショナル・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
全米アマチュア野球協会(USA Baseball)はまた、ロブ・シャバンスキー(U-15代表監督)をデベロップメントコーチ・オブ・ザ・イヤーに、マイク・キンケイド(U-13およびU-14の打撃コーディネーター)をボランティアコーチ・オブ・ザ・イヤーに、リック・エクスタイン(U-16およびU-17)をコーチ・エデュケーター・オブ・ザ・イヤー、そして2023年に3つの代表チームとともに遠征したジョシー・ハーディングをサービス・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーに選出した。
全米アマチュア野球協会(USA Baseball)のポール・セイラーCEOのコメント「2023年に素晴らしい功績を残した選手、コーチ、スタッフの方々を労うことができ大変光栄に思います。USA Baseballは、2023年も2つの金メダルとワールドベースボールクラシックのメダルを獲得できました。引き続き国際的な成功を目指す2024年を迎える前に、この素晴らしい1年を振り返って貢献してくださったみなさまを称えることは大変重要なことです」