世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は本日、WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップ・グループBの開催地が中国の平潭に決定したことを発表した。
グループBが中国で開催されることでWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップのグループステージの全グループの開催場所が揃った。グループAは7月23日から27日までブラジルのサンパウロで、グループCは8月28日から9月2日までアメリカのダラスで開催される。
平潭島は福建省最大の島で、中国が管理する島としては5番目に大きい。総建築面積8,957m2、総座席数5,030席の平潭軟式球場では、2023年にワールドカップ・アジア予選が開催された。
1981年にジュニア女子ソフトボールワールドカップとして初開催されたWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップは、21年ぶりに中国に戻ってくる。2003年には江蘇省の省都である南京で開催された。同時に、2008年北京オリンピックの予選を兼ねた女子ソフトボール・ワールドカップ2006が北京で開催されたこともあり、中国でのソフトボール・ワールドカップは3度目となる。
世界ランキング15位の中国は、これまで同大会で3つのメダルを獲得している。1985年にアメリカのファーゴで開催された世界選手権では銀メダル、その2年後にアメリカのオクラホマシティで開催された第1回ジュニアワールドカップでは銀メダル、1981年にカナダのエドモントンで開催された第1回ジュニアワールドカップでは銅メダルを獲得した。
中国はアジアカップで3位に入賞し、すでにこの大会への出場権を獲得している。まだ1大陸予選が控えている。WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップの出場権を獲得したチームは以下の通り。
アメリカ大陸(5) 後日決定
アジア(3): 日本(2位)、チャイニーズ・タイペイ(4位)、中国(15位)
ヨーロッパ(3): イタリア(6位)、チェコ(9位)、アイルランド(21位)
オセアニア(2):ニュージーランド(32位)、オーストラリア (10位)
ワイルドカード/ホスト国(5): アメリカ(1位)、ブラジル(32位)、そのほかのチームは後日決定