WBSCが新戦略計画を発表 野球ソフトボールのグローバル発展と加盟連盟のエンパワメントが鍵
02/06/2022 1 記事を読む目安時間

WBSCが新戦略計画を発表 野球ソフトボールのグローバル発展と加盟連盟のエンパワメントが鍵

WBSCのすべてのステークホルダーとの密接な協力のもと作成されたこの戦略計画は、国際オリンピック委員会(IOC)と共同実施したパイロットロジェクトに続くオリンピックアジェンダ2020+5と完全に一致している。

WBSCは2022-2028 戦略計画を発表した。これは野球・ソフトボールのさらなるグローバルな発展と、今後7年間の加盟する競技連盟のエンパワメント促進に焦点を当てている。

同計画は、東京2020での輝かしい復帰に続く野球・ソフトボール競技のオリンピックの永続的参加目標など、WBSCの既存の9つ目標を土台にして作成された。

「2022-2028戦略計画は、野球・ソフトボールのグローバル化強化を目指す私たちの揺るぎないコミットメントを反映しており、WBSCがその目的に沿って、誠実に集中して競技を導けるようになるでしょう」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長はコメントした。「さらに、世界の野球・ソフトボールは互いの経験と発展を得て同じ方向に成長し、競技の未来を守り、国際大会のポテンシャルを最大限まで引き出させることでしょう」

WBSC 戦略プラン 2022-2028 - 英語版

WBSC 戦略プラン2022-2028 - スペイン語版

WBSCのすべてのステークホルダーと密接な協力のもと作成されたこの戦略は、国際オリンピック委員会(IOC)と共同実施したパイロットロジェクトに続くオリンピックアジェンダ2020+5と完全に一致している。

そのほかの戦略目標には、大陸連盟とWBSCの統合の強化、WBSCガバナンスと評判の強化、競技発展や講義人口の増加、世界中の視聴者増加などを含む。また透明性と持続可能の強化、リーダーシップとオリンピックとの関係強化、WBSCスポンサーとして世界的に認知度の高いブランドのポートフォリオの確保も含まれている。

各戦略目標の中には73項目のサブ目標、244のロードマップ、436の重要業績評価指標(KPIs)が記されているが、こうした明確な測定可能な長期戦略と目標に従い、WBSCは野球・ソフトボールのグローバル化と競技アクセスの増加という使命を遂行していく。

WBSCはこの戦略を2021年から始めたが、今回の新長期戦略計画では目標達成に向け、より包括的なロードマップを提供している。この戦略目標の進捗確認や評価は四半期ごとに実施され、必要に応じて他のロードマップやKPIが追加される。