イタリアはニュージーランドとカナダを破り、第17回WBSC女子ソフトボールワールドカップのグループCで3勝0敗の成績を収めた唯一のチームとなった。イタリアは先発クリスティーナ・トニオーロの裏を堅守し、適時打で援護した。
日本も2勝0敗で無敗のまま。
2日目結果
イタリア対カナダ
イタリアは先発のChristina Toniolo が最初の数回を無傷で終えることができるよう、優れた守備を必要としていた。イタリアは3回と4回カナダの投手を好打線で打ち取り、重要な勝利を収めた。
先発投手のChristina Toniolo と Dawn Bodrug が2回までを0失点に抑えた。カナダは数回の安打を浴びせ、そのうちの1本は、Erika Piancastelli がErika Polidoriから長打を奪った。
3回裏、Marta Gasparottoが遊撃手のJanet Leung のダイビングキャッチを破る打点を決め、イタリアが先制した。
3回裏、Marta Gasparottoが遊撃手のJanet Leung のダイビングキャッチを破る打点を決め、イタリアが先制した。
Giulia LonghiがリリーフのSara Groenewegenから二死二打点を放ち、イタリアは3対0。イタリアチームはGasparotto の単打で2点を加え、さらにカナダの暴投で6点目を加えた。
Tonioloに代わってAlexia Lacatenaが登板し、三者凡退にしとめ試合が終了。
イタリア対ニュージーランド
世界ランキング8位のイタリアが29位のニュージーランドを9-0で破った。開催国チームは7回に本塁打を打ち、得点を伸ばした。
イタリアはTyneesha Hokkamauに対して速攻、最初の4人の打者が出塁し、McKenzie Barbaraが四球で歩いてイタリアが先制。
イタリアは4回表に Marta Gasparottoのタイムリーで2-0とした。Giulia Longhiが3塁から生還。
McKenzie Barbaraが7回リリーバーのAmy Beggからソロ本塁打を放ち3-0とした。
Alessandra Rotondoが2点タイムリー三塁打で得点し、Erkia Piancastelli がこの回2本目の本塁打を放ち、9-0とした。
カナダ対ベネズエラ
世界ランキング5位のカナダが22位のVENEZUELAを破り、大会2度目の勝利を挙げた。
1回裏、カナダはベネズエラの先発 Loreley Francia に対して Erika Polidori と Larissa Franklinの連続安打で3-0とリードした。2回には Emma.Entzmingerランニングホームランでさらに得点し、点差を広げた。
カナダの先発Morgan Rackel は4回までに1安打を許したのみ。ベネズエラはカナダのリリーフSamantha Ryanから得点するにとどまった。
日本対フィリピン
世界ランキング2位の日本はわずか4イニングでフィリピンに勝利し、2勝目を手にした。
日本は1回表に Celyn Ojare と Glory Alonzoより7得点した。12打席で石川恭子のランニングホームランを含む6点を記録。
大差にもかかわらずフィリピンは諦めず試合をつなぐ。センターのChristy Roaは 素晴らしいランニングキャッチをみせた。
日本の三輪さくらは2イニングを完璧に投げた。フィリピンは今大会初出場のオリンピック2度の金メダリスト上野由岐子に初の1安打を決め、4回裏には1死満塁まで追い詰めたがが、併殺打で試合終了となった。