第31回WBSC U-18ベースボールワールドカップ 1日目 チャイニーズ・タイペイがオーストラリアに完封勝利
開催国のチャイニーズ・タイペイは木曜日、台北市の天母球場でオーストラリアを3-0で下し、第31回 WBSC U-18野球ワールドカップの開幕を飾った。
開幕戦ではYi-Lei Sun が珠玉の投球を見せ、チャイニーズ・タイペイを大会初勝利に導いた。Yi-Lei Sun（右腕）は91球で完投。８奪三振、2四球、2被安打。
「試合前にチェンジアップの調子が良かったので、今夜はそれを多用したり、ここぞという時に三振を取ることができました。去年は打者を振り回す投球が多かったですが、今年は速球と変化球の改良に成功し、より多くの空振りを奪えるようになりました。速球のスピードについてはもう今はこだわっていません」とコメントした。
オーストラリアのアダム・ベイツは4回まで彼と投げ合い、4本目のヒットで先制点を許して降板した。
チャイニーズ・タイペイの攻撃は、中堅手の Ching-Hsien Koが２打数２安打、どちらも二塁打を放った。
| チャイニーズタイペイ-オーストラリア | 3-0 | ボックススコア |
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WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長と中華民国棒球協会（CTBA）のHua-Wei Lin副会長は、開会式終了時のプレーボールの30分前に大会の開幕を宣言した。
チャイニーズ・タイペイの先発はYi-Lei Sun（右腕）がマウンドに上がり、第31回WBSC U-18野球ワールドカップがいよいよ始まる。
1回裏1アウト、左翼手のTing-Lun Hsuが、オージー先発のアダム・ベイツから右ファウルライン沿いの二塁打を放ち、今大会初ヒットを記録。
2回、オーストラリアの捕手、ジョシュア・デイビーズが守備力を発揮。
4回裏ツーアウト、ベイツは四球を許し、チャイニーズ・タイペイはヒットを最大限に生かす。中堅手のChing-Hsien Koが内野安打で出塁、一塁手のHsun-Chieh Leeが左前打タイムリーでチャイニーズタイペイは先制に成功した。
6回裏、左腕リリーフのラクラン・ロッサーが四球で出塁。三塁走者のNian-Hao Wangは4球目を捉えて左中間への二塁打で出塁。ランナー2、3塁の場面で、オーストラリアの外野は風の強さに手こずる。二塁手のMu-Heng ChenとChing-Hsien Koのどちらの飛球はいずれも落球してヒット。チャイニーズタイペイはこの回２点を加えた。
7回表、Sunが無失点に抑え、勝利に終わった。
