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WBSC執行役員会が第4回総会前に会合
03/07/2022 1 記事を読む目安時間

WBSC執行役員会が第4回総会前に会合

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は総会開催と運営を担った中華民国野球協会(CTBA)の働きに感謝の意を表した。

WBSC執行役員会の任期最後の会合が日曜日に台北市のマリオットホテルで行われた。その翌日の7月5日(火)の第4回WBSC総会では理事選が予定され、新役員が選出される。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の第4回総会が月曜日と火曜日に台北市のマリオットホテルで開催される。これは、2019年に日本の堺市で行われた第3回総会以来の対面による世界野球・ソフトボール関係者の集結となる。

執行役員会は中華民国野球協会(CTBA)に対し、第4回総会の受け入れと運営に感謝した。「総会での出席者の皆様の活躍を大いに期待しております。こうした困難な時期に全てに対応してくださったCTBAみなさま、本当にありがとうございます」とフラッカーリ会長は謝辞を述べた。「2019年以来やっとみなさんとこうして対面で会えたことを心より嬉しく思います」

アスリート委員会のジャスティン・フーバー共同委員長はフラッカーリ会長に対し「何世代ものアスリートを励まし続けた会長のリーダーシップと、執行役員のみなさまに感謝いたします。サンペテルブルグでのIOC会合から野球ソフトボールを東京2020の競技種目入りを目指し、素晴らしい経験をしながら仕事を続けられたことは大きな私の喜びです。私たちの目標は数多くの子供達に愛する競技をしてもらうことですが、この使命を果たすためのお役に立てたことを光栄に思います」と元オーストラリア国際野球スターのフーバーは感謝を伝えた。

「組織の中でアスリートたちの役割の重要性は次第に増しています。アスリート代表のみなさんにこれまでの貢献に感謝します。これからも前進し続けてください。期待しております」とフラッカーリ会長と返した。

フラッカーリ会長はまた、先日発表された夏季オリンピック国際競技連盟連合(ASOIF)グッドガバナンスレポートでWBSCの卓越したパフォーマンスが認められたことを役員に報告した。「私たちのガバナンスが正しい方向にあることが認められました。そして同時に新たな戦略プラン2022-2028も同時に発表いたしました。これはIOCの2020+5アジェンダに準じたものであり、野球・ソフトボールのさらなるグローバル化を測るチャンスとなります。IOCからのわれわれの戦略プランについてのフィードバックは好意的なものであり、プロジェクトも効果的に受け入れてくれました」