第9回WBSC 女子野球ワールドカップ グループAについて知っておくべき10項目

第9回WBSC女子野球ワールドカップのグループAが火曜日にカナダのサンダーベイで開幕する。WBSC女子野球ワールドカップ・グループB（カーネクスト提供）は9月13日から18日まで日本の三次市で開催される。この大会について知っておくべき10項目は以下の通り。

1.- 新たに2ステージ方式で行われる初めての野球ワールドカップとなる。今年予定されているグループAとBの後、決勝大会が2024年夏にカナダのサンダーベイで行われる。

2.- サンダーベイは、2010年と2017年にWBSC U-18野球ワールドカップを開催して以来、国際的な野球大会の開催地として知られている。

3.- 8月8日（火）メキシコがWBSC女子野球ワールドカップで歴史的デビューを飾り、この大会に参加する15番目の代表チームとなる。グループBではフランスが初出場を果たす。

4.- グループAの15試合は、ベースボール・セントラルとポートアーサー・スタジアムの2つのスタジアムで実施。各日3試合が行われる。

5.- 6チームが決勝トーナメントに進出。各グループの最終順位上位2カ国が2024年の決勝大会に進出する。開催国であるカナダは、決勝大会進出が自動的に確定。カナダのグループAでの最終順位にしたがって、3位までに1枚または2枚のワイルドカードが与えられる。

6.サンダーベイでのグループAの実施は、女子野球ワールドカップの5年ぶりの復活を意味する。前回は2018年にアメリカのビエラで開催された。

7.カナダで女子野球ワールドカップが開催されるのは3度目。2004年（第1回）と2012年にエドモントン市で開催された。

8.- 2018年に銅メダルを巡るカナダとアメリカの戦いでは、延長10回の接戦の末、8-5でカナダが制した。両国はそれぞれ6個のメダルを獲得しており、過去8回の大会でメダルを獲得している最多の日本に次ぐ。これまでに優勝を果たしたのは日本（6個）とアメリカ（2個）のみ。

9.- カナダのサンダーベイで開催された第28回WBSC U-18野球ワールドカップ2017は、8月にサンダーベイ国際空港（TBIAA）の最多月間旅客数の記録を更新した。

10.- WBSC女子野球ワールドカップは、WBSCのストリーミング・プラットフォームGameTimeで初めて生配信される。視聴には大会パス、グループパス、１日パスがある。