女子野球ワールドカップ グループB　開催を３ヶ月後に控え、開催国の日本が広島で記者会見

WBSC女子野球ワールドカップ グループB開幕を3ヶ月後に控え、広島県三次市のマツダスタジアムで記者会見が開かれた。第9回WBSC女子野球ワールドカップのグループBは、広島県三次市で9月13日から18日まで開催される。

メインゲストとして、東京2020オリンピック金メダリストの菊池涼介選手、野球女子日本代表の岩見香枝選手、村松珠希選手が登場した。WBSC プレミア12 2019の優勝者で大会の守備選手賞を獲得した菊池選手が日本チームへの激励メッセージを送った。

「国際大会は独特の緊張やプレッシャーがあると思いますが、自分らしく全力で勝ちにこだわったプレーをしていただければと思います」と菊池選手はエールを送った。

岩見、村松の両選手は、日本や世界の女子野球の発展に貢献したいという思いをそれぞれ語った。

岩見選手「女子野球を取り上げていただき、女子野球の人口が増える素晴らしい機会を与えていただいたので、全力で夢を与えるようなプレーをしたいです。子どもたちには野球の楽しさを表情やプレーで伝えて、かっこいいなと思ってもらえるようにプレーします」

村松「（同じ広島県の）廿日市市のチームに所属しているので、広島県をさらに盛り上げていきたいです。女子野球を見られる貴重な機会なので、女子野球がここまでできるんだということを見せて、女子野球を好きになってもらえればと思います」

第9回女子野球ワールドカップは、2ステージ制の新方式を採用した最初で唯一のWBSC野球大会。この新システムの下、予選を通過した12チームは2つのグループに分けられ、グループAは、8月8日から13日までカナダのサンダーベイ、グループBは三次市で9月13日から17日までそれぞれ開催される。

グループBには、世界ランキング1位の日本、2位のチャイニーズ・タイペイ、5位のベネズエラ、7位のキューバ、9位のプエルトリコ、16位のフランスが出場する。