11月24日 Baseball5が6周年
24/11/2023 1 記事を読む目安時間

11月24日 Baseball5が6周年

6年前の今日(2017年11月24日)、キューバのハバナで史上初のBaseball5大会が開催された。

11月24日は、野球とソフトボールのアーバン型競技として急成長を遂げているBaseball5にとって特別な日だ。2017年のこの日、キューバのエスタディオ・ラティノアメリコ横の路上でハバナの4大学の大学生が参加するBaseball5大会を開催し、この競技が世界的なデビューを飾った

このイベントは大成功を収め、現在では世界中で100カ国近くでBaseball5がプレーされた。そしてBaseball5は2026年ユースオリンピックのオリンピック種目となり、キューバがWBSC Baseball5およびユースBaseball5ワールドカップのチャンピオンに輝いた。

Baseball5は、アクセシビリティ、スピーディな試合運び、最小限の用具といった利点があり、多様な環境で野球やソフトボールの導入を目指す地域や組織にとって魅力的な選択肢となっている。

そのアクセシビリティ、シンプルさ、インクルッシブなどの特徴から、Baseball5はこの競技が紹介されるやいなや、パリ、ローマ、ニューヨーク、そしてブエノスアイレスで開催されたユースオリンピックでデモンストレーションが行われた。ヨルダンのアズラク難民キャンプを含め、世界の100近い国と地域でプレーされている。

東京2020オリンピックでの野球とソフトボールの成功とともにオリンピック期間中に都内で行われたファンパークでもBasseball5が紹介され来場者にトレーニングセッションやミニゲームを提供した。デモエリアには3,617人が訪れ、そのうち1,936人がインストラクターや大学ボランティアと一緒にプレーを楽しんだと伝えらえた。

昨年メキシコで開催された第1回WBSC Baseball5ワールドカップは、世界デビューからわずか5年で達成された快挙であったが、今年トルコで開催されたユースBaseball5ワールドカップでも、アフリカの3チームが各大会に参加するという新たな記録が生まれた。

Baseball5ワールドカップの第2回大会は、香港セントラルのセントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで開催されることがすでに発表されており、またBaseball5の世界的な人気が認められ、2026年にダカールで開催されるユースオリンピックでオリンピックデビューを果たすことも決まっている。

Baseball5の将来は有望であり、WBSCの都市型男女混合スポーツであるBaseballは今後6年間もエキサイティングに展開し、その人気は高まっていくだろう。