世界中に広がり続けるスポーツ、野球。また新たなスタジアムがこけら落としされた。
カンボジア、中国、ミャンマー、タイ、ベトナムと国境を接するラオス。 首都ビエンチャンにあるのが、DGBの支援を受け同国初の野球場となったラオ・ベースボール・スタジアム。
2019年4月に同国オリンピック委員会より建設許可がおり、モンスーン期を過ぎた6月より工事が始まった。
この建設計画は、DBGファイナンシャルグループの厚意による30万ドルの寄付金を元手に始まった。その他の団体や企業からの寄付金を使って、スコアボードを設置することもできた。
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選手の有志たちは、午前8時から午後6時まで、2か月も続いた重労働の建築作業に加わった。
野球場の利便性を高める次のステップは人工照明を入れ、観客席を造ることだ。
「これでサッカー場を借りる必要がなくなったことがうれしい。選手がまっとうな野球場でトレーニングしている姿を誇らしく思う。」とラオス野球連盟の広報担当者は話す。
ラオスでは現在、ラオ・ジェイ・ブラザーズ、ミラクル(ラオ国立大学)、ビエンチャン高校の3チームが活動中。いずれも男子と女子のチームを持ち、登録選手数は150名にのぼる。