ベネズエラの二刀流の天才Frandelis Garciaがカーネクストpresents第9回WBSC 女子野球ワールドカップ-グループ Bで最優秀選手賞を受賞した。
20歳の彼女は、プエルトリコとのファイナルステージ行きを決めた試合を含む2勝を挙げ、13奪三振ながら自責点を許さなかった。また打線では打率.429、3打点2安打を含む5打点を記録した。
「私を背中を押してくれた父に感謝しなければなりません。私は兄と一緒に野球を始めましたが、練習は大変でした。父は私に野球の良さを教えてくれました」とガルシアはWBSCに語った。
ベネズエラのCarlos Ferrer監督は「彼女が我々のトップ投手兼四番打者になることは最初から分かっていました」とコメントした。「ベネズエラには成人と青少年の女子野球があり、来年にはナショナルリーグを立ち上げたいと思っています」
日本のベテラン、川端友紀が打率.615で大会最優秀打者に輝いた。フランスのAmbre Brouardが.545で続き、ベネズエラのMariana Valdez.533で3位となった。
2人のプエルトリコ選手が打点でトップに立った。Lisandra Bressios と Luz Felicianoは8本、川端が7本でそれに続いた。
投手では日本の小野寺佳奈と里 綾実が4回無安打無失点でガルシアの2勝に並んだ。小野寺とプエルトリコのジャニリス・リベラがガルシアの2完投に到達した。他に無失点で大会を終えた選手はいなかった。
小野寺は全投手トップの18奪三振を記録した。
今大会で最高の投手陣がいたのは日本で、防御率(ERA)は1.53で、30奪三振、6四球のみ。
チャイニーズ・タイペイは防御率3.18、6四球、13奪三振。
ベネズエラも防御率(3.23)と似た様な数字だった。14四球を許し、20三振を奪った。
プエルトリコは3.39、16奪三振、12四球でチーム防御率3.39を記録した。
日本は守備も最高だった。前回の優勝国・日本はわずか2失策で、チャイニーズ・タイペイ、プエルトリコ、キューバが4つと続いた。ベネズエラは7つ、フランスは10のエラーを犯した。
率も日本(.380)が最高で、チャイニーズタイペイ(.356)、プエルトリコ(.338)、ベネズエラ(.293)が続いた。
チャイニーズ・タイペイは、合計78塁打と43打点を記録し、さらなるパワーを見せた。日本は合計63塁打、36打点を記録した。プエルトリコが総塁打54、打点29で続き、ベネズエラ(総塁打49、打点27)を上回った。
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