WBSC/KONAMI 男子野球世界ランキング メキシコが躍進した2023年
31/12/2023 1 記事を読む目安時間

WBSC/KONAMI 男子野球世界ランキング メキシコが躍進した2023年

世界ランキング1位の日本は2023年に最も多くのポイントを獲得したが、メキシコは3つ順位を上げ、トップ10の中で最も順位を上げた。全体ではコスタリカが22ランクアップした。上位12チームが第3回WBSCプレミア12への出場権を獲得した。

日本(5,797ポイント)、メキシコ(4,764ポイント)、アメリカ(4,492ポイント)は、WBSC/KONAMI 男子野球世界ランキングが上位に名を連ねた。

12月18日に発表されたこのランキング最新版では、上位12チームが来年11月10日~24日に開催される第3回WBSCプレミア12に出場することが決定しており、年末の更新に大きな変化は見られない。

20231231_WBSC_MBB_ranking_1-12

世界ランキング1位の日本は2,428ポイントを獲得し、2023年1年間トップに立ち続けた。これにメキシコ(1,791)、アメリカ (1,735)がそれぞれ続く。

メキシコはトップ10の中で唯一、5位から2位へと3つ順位を上げた。

チャイニーズ・タイペイは、2022年のランキングから3つ順位を下げ、世界第5位で2023年を締めくくり、オーストラリアも10位から11位にランクダウンした。

20231231_WBSC_MBB_RPoints

トップ20では、18位のイギリスが最も順位を上げ、4つ順位を上げた。10位のパナマと14位のイタリアは2つ順位を上げ、18位のドイツと19位のイスラエルは1つ順位を上げた。

コスタリカは全体的に最も順位を上げた国で、22ランクアップの54位についた。香港は21ランクアップの32位。フィリピンも12つ順位を上げて28位となり、2015年以来の最高順位となった。

20231231_WBSC_MBB_ranking_TClimbers

ポイント計算は過去4年間の国際大会の結果が含まれる。

12月18日、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)はグローバル・パートナーシップを拡大、これによりコナミがWBSC世界ランキングのネーミングライツ(命名権)を取得した。

WBSC/KONAMI男子野球世界ランキングは、2009年に初めて発表され、当時、国際野球界はキューバが堂々の1位、続いて2位アメリカ、3位韓国、4位日本、5位チャイニーズ・タイペイだった。