第9回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループB開催に向け、三次市が受け入れ準備を整える

WBSCのマイケル・シュミット専務理事が、第9回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループBの開催地である広島県三次市を訪れ、大会前の視察を行った。

シュミット専務理事は、WBSC女子野球発展委員会の山田博子委員長とともに、６チームが参加する同大会の全試合が開催される三次きんさいスタジアムを訪れ確認した。

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視察後、WBSC専務理事は三次市の福岡誠志市長を表敬訪問した。

シュミット専務理事は記者会見で、「女子野球ワールドカップの成功にこれ以上の場所はないと思います。日本ほど女子野球の発展への取り組んでいるところはありません。そして日本の代表プログラムはワールドカップで6連覇している、文句なしの世界No.1です」と語った

さらに、「WBSCを代表してこの大会を開催してくださった三次市と日本野球連盟に心から感謝の意を表します。皆さんのアットホームな心温まる歓迎は女子野球のスター選手たちが大舞台で活躍できるよう最高の雰囲気を作り出してくれることでしょう」

第9回女子野球ワールドカップは、新たな2ステージ制を採用した初のWBSC野球大会。この新システムのもと、予選を通過した12チームが2つのグループに分けられ、グループAは8月8日から13日までカナダのサンダーベイで、グループBは三次市では9月13日から17日までを開催する。

グループBには、世界ランキング1位の日本、ベネズエラ（5位）、キューバ（7位）、プエルトリコ（9位）、フランス（16位）と、さらに5月21日から6月2日まで中国・香港で開催される女子野球アジアカップの上位入賞チームが参加する。

グループA、Bの上位2位とワイルドカード2チームが、2024年夏にカナダのサンダーベイで開催される決勝ラウンドに進む。