28/07/2021 - 07/08/2021

 

Hosted by:   JPN

Baseball Olympic Games 2020 - Official Payoff

2021年 総括 野球、ソフトボール、東京2020オリンピックで大成功

2021年 総括 野球、ソフトボール、東京2020オリンピックで大成功
22/12/2021
東京では無観客で迎えたものの、野球とソフトボールの両方の大会は世界中のファンを沸かせた。

.東京オリンピックの歴史的な野球とソフトボールの復帰は、野球とソフトボールにとって最も重要な瞬間の1つとしてその歴史に残るだろう。野球とソフトボールは13年ぶりにオリンピック競技に復帰しただけでなく、東京2020オリンピックのハイライトの1つとして、驚くべき形で復帰した。

ソフトボールは、開会式の2日前に、開催国の日本が福島あづまスタジアムでオーストラリアと対戦し、東京2020オリンピック競技を開幕する栄誉を得た。IOCのトーマス・バッハ会長は、次のように述べている。「今日のソフトボールでオーストラリアを8対1で破った日本を祝福したいと思います。これは、開催国日本にとって前途有望なスタートでした。準備組織は円滑で非常にうまく機能していると聞いたので、試合は素晴らしいスタートを切れたと思います。」バッハ会長は、同じく福島で日本対ドミニカ共和国の開幕戦を観戦する機会にも恵まれた。

2011福島で行われた7試合(ソフトボール6試合と野球1試合)は、2011年3月11日の地震と津波でこの地域が壊滅的な打撃を受けてから10年以上経った今、福島から世界への希望と回復の強いメッセージでもあった。


素晴らしきソフトボール

ソフトボールの試合は、メダルをめぐる激しい6チームの戦いの中、日本がアメリカを2-0で制し、再びオリンピックの金メダリストに輝いた。日本のツーウェイプレーヤー藤田倭人がトーナメントのMVPに選出されたにもかかわらず(彼女はすべての試合に出場し、18打席で7打の打率.389、3本塁打と8イニングで2失点)、今回も上野由岐子が抜きんでた。39歳の投手は、彼女の輝かしいキャリアに2番目の金メダルを加え(2008年北京オリンピックでの伝説的なパフォーマンスの後)、また一つ歴史的なパフォーマンスを刻んだ。上野は22.1イニングを2勝0敗で投げ、26奪三振。彼女は0.94 ERAで、3失点と13被安打しか許さなかった。

「このオリンピックは以前の金メダルとは異なって、自国でのプレーは大きなプレッシャーがかかりました」と、2008年北京オリンピックの優勝投手でもある上野は語った 。「私は過去13年間、このマウンドに立つために本当に色々な経験をしました。そしてそれを念頭に置いて、私は可能な限りここに立ちたかったです」

「北京オリンピックのとき、私はまだ高校生だったので、今上野選手とプレーできるのは奇跡のようです」とMVPの藤田は語った。「諦めなければ夢が叶うので、子供たちに夢を諦めずにソフトボールを続けてほしい」と語った。

輝かしい野球

野球大会は、スターがちりばめられた日本のチームが制した。日本は、無敗で初のオリンピック金メダルを獲得し、最終戦でアメリカを2-0で下した。

日本のスーパースター、山田哲人がトーナメントのMVPに選ばれた。彼は日本のために最初の5試合を指名打者として4試合,1試合を二塁手としてプレー、彼は20打席7本塁打で7打点を叩きだした。

日本の稲葉篤紀監督は「(二塁手)菊池涼介が更衣室で私の首に金メダルをかけてくれた。その色は素晴らしかった。そしてとても重かった。金メダルを獲得したことは世界に日本野球の強さを示し、この成功により、日本でもより多くの人が野球をするようになると思います」と語った。


特記

アメリカの内野手エディ・アルバレスは、東京で銀メダルを獲得し、2014年に5,000メートルのスピードスケートリレーで銀メダルを獲得したことで、夏季オリンピックと冬季オリンピックの両方でメダルを獲得した史上6番目のアスリートになった。閉会式では彼がアメリカの旗手となった。

東京では無観客であったにもかかわらず、野球とソフトボールの両方の競技が世界中のファンに人気を博した。特に日米間の野球の決勝は、東京2020オリンピックの中で最も注目された競技で、最終評価は37%、ピークは44%だった。またオリンピックの帰間中,東京2020オリンピックの野球・ソフトボールを世界中のメディアが大きく報道した。

上野は、2008年北京オリンピックでの金メダルから13年、東京2020金メダル獲得の上野由岐子 新たな伝説を築き、横浜スタジアムで日本を2年連続のオリンピックソフトボール金メダルに導いた。福岡生まれの彼女には3度目のオリンピックだったが2012年と2014年のWBSC女子ソフトボール世界選手権の連続優勝に加えて彼女の輝かしいキャリアに2度目の金メダルを加えたことになる。上野はオリンピックで100イニングを投げ、55被安打、14得点、89奪三振、13四球を達成し、彼女のERAは0.98だった。


野球/ソフトボールはオリンピックに所属

東京2020のオリンピックの野球とソフトボールの成功のあと、4年ごとのオリンピックに野球とソフトボールは含まれるべきであると選手や監督たちからオリンピックでの野球ソフトボール継続を望む声 が強く聞かれ皆が一致した。

「2008年に女性のソフトボールはひどい仕打ちがされたと思う」とカナダの長年のソフトボールヘッドコーチ、マーク・スミスは語った 。「公平性を見ると、オリンピックには男性ほど多くの女性アスリートがいないことは確かです。ソフトボールは、なぜそれが必要なのかを正当化した以上の成果を残したと思います。」

アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)のベテラン スコット・カズミールは、オリンピック大会の迫力に感銘を受けた。「今回のオリンピック全体で沢山の情熱を見ることができました。」と彼は述べた。「すべてのチームが一投一球に集中しています。すべての試合、すべてのピッチングがまるでワールドシリーズの決勝のように感じます。観客がいなくても、ここに居合わせられたのは特別な経験です。」

カナダのソフトボール投手、 ジェンナ・カイラは、自国で銅メダルを獲得した後、次のように述べた。どれほどの人がこのスポーツに注目しているのか、そして何人の女性アスリートがこのスポーツを愛しているのかを世界にそして特にIOCにわかっていただけたと思います」 

伝説的なアメリカの野球監督 マイク・ソーシア は、オリンピックを次のように定義しています。「それは言葉にはできない経験です。野球が夏のオリンピックに定期的に含まれないのは大きな間違いだと思います。」

韓国の野球選手ベッコ・カンと ドミニカ共和国の元MLBスターの ホセ・バティスタはオリンピックの経験に畏敬の念を抱いていた。「オリンピックでプレーすることは私の夢の1つでした。ここにいることができてとても光栄でした」とカンは語った。「自分の国を代表しているときには、プロスポーツリーグでプレーしているときに感じ得ない、プライドと愛国心がわいてきます。」とバティスタは付け加えました。

WBSCのリッカルドフラッカーリ会長は、オリンピック後のメッセージで次のように要約している。「野球とソフトボール、アスリート達、そしてこれまでの私達がやってきたムーブメントがこの特別なオリンピックで計り知れない貢献ができたことを胸に私のチームと私は家に帰ることができます」と語った。「7月21日に福島のあずま野球場で女子ソフトボールで大会を開くことから、冬季オリンピックと夏季オリンピックの両方でメダルを獲得するオリンピック選手として6人目となるエディ・アルベレスまで、野球とソフトボールは東京2020オリンピックにおおきな足跡を残したと言えるでしょう」

関連記事
- WBSC会長より、野球ソフトボールの関係者の皆様へ年末年始のご挨拶
-2021年総括オリンピック、山田、フレイザー、ロドリゲスが活躍した国際野球にとって歴史的な一年
- 2021年総括、2021年ソフトボール国際大会の再開 現役レジェンドや未来のスターが活躍
-2021年総括 オリンピックバーチャルシリーズが成功 eスポーツにおける野球/ソフトボールの輝くデジタルな未来