女子スポーツ WBSCは2024年女子の主要部門で2大会を開催
08/03/2024 1 記事を読む目安時間

女子スポーツ WBSCは2024年女子の主要部門で2大会を開催

国際女性デーを記念して、2024年に開催されるWBSCの2つの主要大会、第17回女子ソフトボールワールドカップファイナルと第9回女子野球ワールドカップをクローズアップする。また男女混合のベースボール5ワールドカップも中国の香港で開催される。

2024年にはWBSCの主要女子のファイナルが7月に2大会されている。一つは7月15日から21日までイタリアのカスティオンズ・ディ・ストラーダで開催されるWBSC女子ソフトボールワールドカップファイナル、もう一つはカナダのサンダーベイで7月18日から8月3日まで行われるカーネクストpresentsWBSC女子野球ワールドカップファイナルだ。

一方、男女混合のWBSC ベースボール5ワールドカップは、年内に中国の香港で開催される。

野球とソフトボールの両大会は、どちらもWBSCの新しい2ステージ方式で行われる。

オリンピック5大陸を代表する18の代表チームが参加する第17回女子ソフトボールワールドカップは、2023年のグループステージでスタート。アイルランド、イタリア、スペインの3カ国で行われたが、どの国もソフトボールワールドカップ初開催となった。

世界ランキング1位のアメリカ、2位の日本、3位のプエルトリコ、4位のチャイニーズ・タイペイ、6位のイタリア、8位のオランダ、10位のオーストラリア、15位の中国がファイナルに出場する。

第9回女子野球ワールドカップも昨年開幕し、2グループに分かれて4大陸を代表する12の代表チームが参加。カナダと日本で開催された。

世界ランキング1位の日本、2位のチャイニーズ・タイペイ、3位のベネズエラ、4位のアメリカ、5位のメキシコ、7位のカナダがファイナルに出場する。

女子ソフトボールワールドカップのファイナルはイタリアで開催。アメリカ(12個)、日本(3個)、オーストラリア(1個)、ニュージーランド(1個)が歴代王者で、アメリカは2022年のワールドゲームズ、2018年大会と2016年大会の優勝している。

銀メダルは日本が最多(2022年大会を含め7個)で、アメリカ(4個)、中国(2個)、オーストラリア(1965年の第1回大会)、ニュージーランド、カナダ、チャイニーズ・タイペイ(1個)。

銅メダルはオーストラリアが6個、カナダ(3個)、日本、ニュージーランド、チャイニーズ・タイペイ(2個、チャイニーズ・タイペイは2022年ワールドゲームズで銅メダル)、中国、フィリピン(1個)。

最多開催国はカナダ(4回)、次いで日本(3回)。アメリカはワールドカップ2回と2022年のワールドゲームズを開催した。他の開催国はすべて女子ソフトボール・ワールドカップを1回開催している( オーストラリア、中国、チャイニーズ・タイペイ、エルサルバドル、イタリア、アイルランド、ニュージーランド、スペイン、ベネズエラ)。

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カナダは第9回女子野球ワールドカップのファイナルを開催する。過去の優勝国は日本(6回)とアメリカ(2回)。前大会の女子野球ワールドカップ2018では日本が優勝した。

日本、アメリカ、カナダは銀メダル2個、オーストラリアとチャイニーズ・タイペイは1個を獲得している。

銅メダルは、カナダが4個、アメリカが2個、オーストラリアとベネズエラが1個を獲得した。

カナダはちょうど20年前の2004年にエドモントンで第1回大会を開催し、2012年には再び開催国、2023年にはグループAを迎えている。日本も女子野球ワールドカップを2度開催しており、2023年にはグループBを迎えた。韓国、アメリカ、台湾、ベネズエラは1度開催している。

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中国・香港では今年後半、セントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで第2回WBSC ベースボール5ワールドカップが開催される。正式な日程は近日発表。

2022年の第1回WBSC ベースボール5ワールドカップではキューバが優勝。日本が2位、チャイニーズ・タイペイが3位。

2024年WBSC ベースボール5ワールドカップの出場チームは以下の通り

アフリカ(2)チュニジア(4位)、南アフリカ(7位)
アメリカ大陸 (3)
アジア(3)
ヨーロッパ (2) フランス(2位)、リトアニア(10位)
オセアニア (1)
ワイルドカード (1)