28/07/2023 - 06/08/2023

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VII U-12 Baseball World Cup 2023 - Official Payoff
フランシス・ダヤナ・サンドバル   ベネズエラ野球界のプリンセス
31/07/2023 1 記事を読む目安時間

フランシス・ダヤナ・サンドバル ベネズエラ野球界のプリンセス

彼女の父フランシスコと叔父ダニエルはベネズエラのプロリーグでプレーしており、サンドバルは生粋の野球一家に育った。彼女は将来も野球を続けていきたいと考えている。

ベネズエラの投手フランシス・ダヤナ・サンドバルは、2日目の試合で8奪三振の完投勝利を挙げた。彼女に先発と完投を任せてくれた監督とコーチに感謝し、自分のパフォーマンスに満足していると語った。

ラファエル・エルデ監督によれば、サンドバルはベネズエラのU-12代表チーム初の唯一の女子選手だという。サンドバルのストライクを取る能力は、選考過程や予選大会で、男子選手の中でひときわ目立っていた。

「私は男子と一緒に練習し、男子と試合をしています。女子として自分のパフォーマンスを誇りに思います」と語っている。

勝利の後、ベネズエラのチーム全員がサンドバルに水をかけ、完投を祝福した。

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サンドバルが常に投手であったのは、それが彼女の血に受け継がれているからだ。彼女の父フランシスコ・サンドバルと叔父ダニエル・サンドバルは、ベネズエラ・プロ野球リーグ(LVBP)のプロ選手だった。

将来プロ野球選手としてプレーすることを夢見ているサンドバルは、2歳で練習を始め、3歳で試合に出場した。

「父も叔父もピッチャーだったので、ピッチャーとして野球を始めました。彼らは投げるのが大好きで、私もいつか彼らのようになりたいと思っています」

サンドバルの速球は時速68マイル(109.4キロ)を超えるが、好きな球種はカーブ。オーストラリア戦では、66球を投げて8奪三振、4安打で完封した。

今回のWBSC U-12野球ワールドカップは、サンドバルにとって初めての経験だ。両親のいない中、チームとともに旅し、代表デビューを飾った。台湾は初めてで、台風の威力を目の当たりにするのも初めてだった。

父親が監督を務めるチームでピッチャーを務めるサンドバルでは、故郷で「プリンセサ・デル・ベイスボル・メナー」というニックネームで呼ばれており、いつも身につけているイヤリングはティアラの形をしている。

「このティアラは私を象徴しているんです。男の子たちに混じってプレーして投げるときにこれを身につけるのが好きなんです」

サンドバルはオープニング・ラウンドではもう登板しないが、プリンセスはスーパー・ラウンドでまたマウンドに立つだろう。