日本がベネズエラに大勝　スーパーラウンド進出決定

世界No.1の日本はベネズエラを10-0で圧勝し、第31回WBSC U-18野球ワールドカップで連勝を記録した。試合は両チーム無得点で迎えた4回表、日本はリリーフのフアン・アグデロを相手にスモールボールで繋げ、タイムリーで点差を広げた。先発の東恩納蒼はベネズエラを無得点に抑えた。

先発投手のオスカル・メルガレホと東恩納蒼が0-0の同点で4回を迎えた。

4回表、日本が均衡を破り、無死一塁の場面で登板したリリーフのフアン・アグデロを相手に先制点を決める。日本はバントで走者を進め、橋本航河が内野安打で続くと、寺地隆成が見事なセーフティスクイズバントを決め先制。ショートの山田脩也のタイムリーで2-0とし、捕手・緒方漣の内野安打と相手失策でさらに1点。緒方もこのプレーで三塁に進み、暴投で生還するなど、この回一気に５点を入れた。

６回表、日本は点差を広げる。相手失策で山田が二塁に到達、緒方の安打で三塁に進み、三塁手の森田のレフト線への二塁打で山田と緒方が生還して2点を追加した。

さらに暴投で1点を加え、さらに満塁でリリーフのダニー・ダニアが死球を出し9点目を許した。7回表に、中山が駄目押しのタイムリー三塁打で10点目を決めた。

東恩納は4回を1安打無四球4奪三振の好投。武田陸玖と矢野海翔が最後の9つのアウトを完璧に抑えた。

日本（4勝0敗）は1位通過とスーパーラウンド2勝0敗のスタートを切るため、明日7位オランダ（3勝1敗）と対戦。ベネズエラ（1勝3敗）は2位アメリカと対戦し、順位決定ラウンドに進む。