日本野球機構(NPB)の2022シーズンが3月25日(金)開幕する。
セ・リーグは読売ジャイアンツが本拠地の東京ドームで中日ドラゴンズと、広島カープは京セラドームで東京ヤクルトスワローズと対戦する。
パ・リーグでは、楽天ゴールデンイーグルスは千葉ロッテマーリンズと、オリックス・ブルーバファローズはベルーナドームで西武ライオンズと対戦。福岡ソフトバンクは本拠地PayPayドームで日本ハムファイターズを迎える。
オールスターゲームは7月26日に福岡PayPayドーム、7月27日松山坊っちゃんスタジアムで開催。
クライマックスシリーズは10月8日(土)から。
日本シリーズ7戦4勝戦は10月22日(土)より。第4試合は10月26日(水)、第7試合は10月30日(日)を予定。
セ・リーグの優勝候補は2021年は3位に終わった読売ジャイアンツ。メジャーベースボールリーグ(MLB)で800試合以上出場した経験を持つドミニカ共和国の強打者グレゴリー・ポランコが打線の助っ人に加わった。
レギュラーシーズン2位でプレーオフ第1ラウンドで読売ジャイアンツに破れた阪神タイガースも優勝候補だ。その投手陣は2021年リーグトップを誇る。レベルアップには打線の改善が課題だ。
前年優勝のヤクルトスワローズが頼りにするのはここでも投手陣だ。スタークローザーのロベルト・スアレスを失うが、カイル・ケラーがその代わりを務めることになりそうだ。オリンピックスターの村上宗隆と山田哲人が守備の要だ。
パ・リーグでは4チームが優勝を争うことになりそうだ。2年連続2位に終わった千葉ロッテマーリンズが優勝候補と目されている。2021年シーズンでは外人助っ人スラッガーのブランドン・レアードとレオニス・マーティンが合わせて56本塁打をマークした。
東京2020オリンピック金メダリストの千賀滉大は福岡ソフトバンクホークスのエースの一人。ホークスは日本シリーズで4連覇のあと、2021年は4位に終わった。
オリックス・バファローズは2021日本シリーズで破れたが、オリンピック金メダリストの山本由伸(写真)をはじめとする堅実なレギュラー陣が注目される。
元MLBオールスターでオリンピック金メダリストの田中将大は楽天ゴールデンイーグルスのエース。彼のニューヨークヤンキースの元チームメートであるクリス・ギッテンズもチームに加わり打線で援護する。
日本ハムファイターズ監督1年目の元MPB・MLBスターの新庄剛志はすでに大人気だ。彼はファンに「ビックボス」と呼んでほしいとファンに呼びかけ、公式名となった。新庄剛志は現在侍ジャパン監督である栗山英樹氏の後を継いだ。