カーネクストpresents第9回女子野球ワールドカップ・グループBが、水曜日に日本の三次市で開幕した。
初日、大番狂わせはなかったが、第1試合のチャイニーズ・タイペイや、フランスと対決したベネズエラなど優勝候補のチームがどれも先制を許した。
ナイトゲームでも、日本はジャニリズ・リベラを相手に3回まで無安打だったが、4回裏に4点を奪いプエルトリコからリードを奪った。
「本当に激しい試合でした。明日、試合前の練習の前に選手たちと詳細を話し合うつもりですが、このような激しい試合を切り抜けることができてよかったです」と日本の中島梨沙監督はコメントした。
プエルトリコ対日本戦の始球式は、岸田裕子内閣総理大臣夫人が務めた。
1日目 結果
日本-プエルトリコ 4-2
ジャニリズ・リベラは3回まで日本を無安打に抑えたが、プエルトリコは3回表に2つの四球で先制。新星・小野寺佳奈が完投した。日本は4回に4点を返し、初白星を挙げた。
岸田裕子内閣総理大臣夫人が始球式を務めた。裕子夫人は、三次市出身。彼女は、自分の誕生日と第二次世界大戦終結の日である「815」の数字が入った侍ジャパンのユニフォームを着ていた。
「ホッとした気分です」と、セレモニーの直後、彼女はWBSCに語った。首相夫人のコメントは後日掲載する。
日本は先発に全日女子本公式クラブ野球選手権の新星、小野寺佳奈を起用した。選手権では決勝リーグで16回無失点の好投を見せ、読売ジャイアンツを2023年のタイトル獲得に導いた。
プエルトリコはエースのジャニリズ・リベラを先発に起用。2回、見事なキャッチで切り抜けた。
3回表、プエルトリコは連続四球を生かして小野寺を相手に猛攻をかけた。ショートのアドリス・パラディゾがタイムリーでプエルトリコを先制させ、暴投で2点目を奪った。
3回まで無安打だった日本は、4回裏に4点を返した。女子野球世界王者の日本は、川端友紀が初ヒットを放った。
楢岡美和と出口彩香がそれぞれヒット、星川あかりのセーフティバントに続き、村松珠希が2ランタイムリーで同点に並んだ。
岩見香枝が勝ち越しの1点をもぎ取った。
小野寺は他の走者を許さず、12個の三振を奪って勝利を決定づけた。
ベネズエラ-フランス 11-1
フランスは女子野球ワールドカップでの初得点を挙げ、初ヒットを記録する前に初のダブルプレーを決めた。しかし、スムーズな守備も披露したが、ベネズエラを止めることはできなかった。
フランスはヒットを打つことなく、女子野球ワールドカップ初得点でリードを奪った。
その裏、フランスは女子野球ワールドカップ初のダブルプレーを成功させる。
ベネズエラは2回裏に2本のヒットで同点に追いついた。アブリル・マリンが適時打。
フランスの先発カミーユ・フーシェは3回裏にピンチを招く。ベネズエラはこのピンチを生かし、ルクレイレス・トバルの安打、四球、ガルシアのセンターへの犠牲フライで3得点。ショートのアミナ・タレブが本塁でこの回2アウト目を取った。
ベネズエラは4回表をダブルプレーで切り抜ける。
ベネズエラは5回裏に点差を広げた。フランスはギレミンが四球で満塁とし、マリアナ・バルデスに三塁打を許した。さらにローレアンヌ・バスケスのタイムリーで1点を追加し、リードを8-1。ローレアンヌ・バスケスとルクレイレス・トバルのヒットで10-1まで点差を広げた。
6回裏、ベネズエラはダメ押しの1点を追加し、コールド勝利を決めた。
チャイニーズタイペイ-キューバ 9-1
チャイニーズ・タイペイは、先発投手のChiao Yun Huangが5イニングを無失点に抑え、クリーンアップとしても4打数2安打、2打点の活躍で快勝した。
三次市で開催された女子野球ワールドカップ・グループBは、キューバとチャイニーズ・タイペイの試合で開幕した。
キューバは、ユスナビ・ボンヌが先発のChiao Yun Huangを相手にセンターへの二塁打を浴びせ、今大会最初の得点を挙げた。
その裏、ショートのYu Ying Hsiehがディアネリス・ポロを相手に三塁打で出塁。続く捕手のShih Yun Leeが適時打を放ち、同点に追いついた。Chiao Yun Huanが左中間への二塁打を放ち、2点目が入った。
チャイニーズ・タイペイは3回裏に3-1とした。 Hisao Mein Chenが三塁打を放ち、Yi Jin Huaの二ゴロで得点。キューバは好守備でこの回を凌いだ。
4回裏、チャイニーズ・タイペイが点差を広げる。キューバはイサベル・ゴンザレスとヨアン・ドミンゲスの2人を救援に立たせたが、チャイニーズ・タイペイの3安打4得点は止められなかった。チャイニーズ・タイペイは6回裏にも2点を追加した。
Chiao Yun Huangが5イニングを投げて勝利に貢献した。